撮影現場の安全管理・リスクマネジメントは、誰が担うべきか

アクションシーンのある撮影で、制作サイドが一番気にしているのは「見栄えの良さ」以上に「事故が起きないこと」ではないでしょうか。とはいえ、安全管理が具体的に誰の役割で、何をどこまでやってもらえるのか、発注前にはっきりしないまま進んでしまうケースは少なくありません。

結論から言うと、日本の撮影現場では、安全確認は部署ごとに行うのが基本です。アクション部門も同様で、アクション監督・スタントコーディネーター・振付(ファイトコレオグラファー)が、それぞれの受け持つ範囲の安全管理を行い、互いに連携しながら、監督・プロデューサーと最終的な判断をすり合わせます。発注段階でこの体制を整理しておくことが、事故を防ぐ一番の近道です。

グリーンバック前でのワイヤーリギング設営作業

なぜ「安全管理」は誰かが自然にやってくれるものではないのか

この基本構造自体は、多くの現場で共有されています。ただし自動的に機能するわけではありません。特にCM・MVのように、映画やTVドラマほどアクション部門の体制が明確に組まれない現場では、誰がどこまでの安全確認を担うのかがあらかじめ整理されないまま撮影が進んでしまうことがあります。

現場でよくある落とし穴:

  • アクション監督・スタントコーディネーター・振付、それぞれの安全管理の受け持ち範囲が、あらかじめ整理されていない
  • 監督・プロデューサーとの最終判断のすり合わせが、現場に入ってから後回しになる
  • リハーサル時間が確保できず、ぶっつけ本番に近い状態でアクションを撮ってしまう
  • 出演者の経験値に対して、要求するアクションの難度が合っていない

発注段階でできることは何か

  • アクション監督・スタントコーディネーター・振付、それぞれの安全管理の受け持ちを企画段階で整理しておく
  • 監督・プロデューサーとどのタイミングで最終判断をすり合わせるかを決めておく
  • ワイヤーや特殊効果を使う場合、リハーサルに必要な時間を企画段階でスケジュールに組み込んでおく
  • 出演者の経験値に応じて、スタントパフォーマーへの置き換えをどこまで行うかを早めに相談する

ADRENIX CREATIVEでの対応

ADRENIX CREATIVEでは、アクション監督・ファイトコレオグラフィー・スタントセーフティーを一つの窓口で担当しています。本来アクション部門内の複数の専門職の間で必要になる連携を一人で体現しながら進められるため、受け持ちが曖昧になったり、監督・プロデューサーとの最終判断がすり合わないまま撮影に入ってしまったりする状態を防ぎやすくなります。


よくある質問

Q. 安全管理だけを単独で依頼することはできますか?

A. ご相談いただけます。振付・演出は他の担当者が行い、アクション部門としての安全管理・リハーサル監修のみをお願いいただく形も可能です。

Q. 安全管理の最終的な判断は誰が行うのですか?

A. アクション部門内で連携・整理した上で、最終的には監督・プロデューサーとすり合わせて判断します。ADRENIX CREATIVEは、その連携と整理をスムーズに進める窓口として機能します。

Q. どんな作品規模でも安全管理の相談はできますか?

A. はい。映画・TVドラマ・舞台・MV・CM、規模を問わずご相談いただけます。


まずは相談してみたい方へ

企画の初期段階、まだ安全面について何も決まっていない状態でのご相談も歓迎です。ご相談は無料です。お問い合わせフォームから、「安全管理について相談したい」とひとことお送りください。


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前回の記事:「CM・MVの短期アクション撮影で失敗しないための、発注前チェックリスト」

アクションシーンの演出や安全管理について、具体的なご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。企画の初期段階でも対応しています。

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