【現役監督が解説】アクション俳優|スタントマンの年収と仕事事情

観衆の前で大柄な男に飛び蹴りを決める少年アクション俳優。着地の衝撃で白煙が舞い上がり、迫力ある戦闘シーンが展開されている

✅ アクション俳優ってどんな仕事?

アクション俳優とは、芝居に重きを置きつつ、自らアクションも演じる「ストーリーテラー」。 セリフを言いながら戦い、キャラクターを一貫して表現することが求められます。

日本では「スタントマン」と混同されることもありますが、両者は役割が異なります。 アクション俳優は、感情表現・演技・セリフといった俳優としての要素に加えて、 激しい動きや戦闘シーンを自らこなす、非常に高度な職業です。


💰 アクション俳優(スタントマン)の年収ってどれくらい?

スタントマンの収入は経験や実績によって大きく異なりますが、以下は業界内での目安です。
アクション俳優として知名度が上がるとそれだけ多くの収入を得ることが可能です。さらに海外作品の参加で’ロイヤリティーとして継続的に印税を得ることもできます。

活動内容推定年収の目安
エキストラ中心の新人年収50万円〜100万円程度
舞台・ローカルヒーロー出演中心年収100万円〜300万円程度
映画・TVレギュラー出演あり年収300万円〜800万円程度
スタントコーディネーター・アクション監督兼任・海外進出年収1,000万円以上も可

💡 アクション俳優・スタントマンの多くは"1現場いくら"というギャラ制で働いています。 つまり、出演本数・稽古・移動・怪我のリスクなど、仕事量に応じて年収も変動します。


📅 アクション俳優の仕事内容

アクション俳優の仕事は、単に"戦う"だけではありません。

  • 映画・ドラマ・舞台での戦闘シーンや殺陣
  • 高所アクション、火薬を使った爆発シーン
  • ワイヤーアクション、モーションキャプチャー
  • キャラクターの演技・セリフ・感情表現

撮影の裏では、緻密なリハーサルと安全対策が欠かせません。 ただ動くだけでなく、"物語の一部として魅せる力"が求められます。


🧭 キャリアパスにはどんな道がある?

空中でダイナミックなパンチとキックを繰り出す2人の少年アクション俳優。赤と白の道着をまとい、真剣な表情でカメラに向かって迫るインパクトある構図

アクション俳優は、以下のような道を歩むことができます:

  • スタントマン、アクション俳優 → スタントコーディネーター→アクション監督
  • ヒーロー作品や時代劇での主演
  • 舞台やテーマパークでの主役パフォーマー
  • 殺陣師・指導者・振付家として独立

さらに最近では、自らSNSやYouTubeで作品を発信することで認知度を高め、 仕事を獲得するスタイルも定着しつつあります。


👥 「スタントマン」との違いは?

両者の違いは、演技の有無と役割の重みにあります。

  • スタントマン:俳優の代役として、顔を映さずに危険なアクション(高所落下・火だるま・カーヒットなど)を担当。作品によってはセリフも担当するが、基本的には裏方の存在。
  • アクション俳優:キャラクターとして物語を演じながら、自らアクションもこなす。顔が映り、セリフもあるため俳優としての責任が大きい。

💡 ADRENIXの定義では、ブルース・リーやジャッキー・チェン、真田広之のように「演じながら動ける」人をアクション俳優と呼びます。

土煙が舞う街中で、大柄な男に向かって跳び蹴りを繰り出す少年アクション俳優。両者が拳を構え、真剣な表情で対峙する迫力の一瞬

📌 まとめ:アクション俳優は“挑戦の価値ある仕事”

アクション俳優という職業は、肉体的にも精神的にも大変です。 しかし、スキルと信頼を積み重ねれば、国内外問わず大きな活躍の場が広がっています。

「動ける俳優」は常に求められており、特に演技力とアクションを両立できる人材は貴重です。 夢を持ち、挑戦を続ける人にとって、アクション俳優は未来の可能性を広げる仕事と言えるでしょう。

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夕暮れの街中で突進する少年アクション俳優たち。赤い鉢巻と真剣な表情で、拳を突き出しながら全力で走る姿が迫力満点

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